箱形 Box 流線形 Stream 扁平形 Flat 楔形 Wedge 弾丸形 Bullet 球形 Sphere
地を這って空気抵抗と戦うフォルム
レースで速く走って勝つための要素に、空力があります。風洞実験などを用いた科学的設計が普及する以前、空気抵抗に抗うには車体を低く抑える方法が一番と考えたのでしょう。平坦なフォルムが、レース由来の車に多く存在しています。
ビッザリーニは、元フェラーリ等のエンジニアだったジオット・ビッザリーニがATSの開発後に独立して設立したメーカーです。写真のP538はV8エンジンをミッドシップしています。
V12エンジンを搭載する大型のトーマシーマIIは、元々地を這うようなボディのレーシングカー・フェラーリ330P4をアメリカ人の独学カーデザイナー、トム・ミードが大胆にリデザインしたワンオフのフェラーリです。
一方、コスティン・ネイサンは、イギリスらしい小型軽量のレーシングカーで、チューナーのロジャー・ネイサン(Roger Nathan)と空力ボディ・エンジニアのフランク・コスティン(Frank Costin)が手を組んで誕生させました。
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